温かく気持ちいい季節になってお庭で子供と遊んでいると、コンクリートの塀やベランダに赤い小さな虫がたーーーくさん!じーと見れば見る程気持ち悪い!調べてみると、赤い小さい虫の駆除方法がとーっても簡単でした。
コンクリートに大量発生する赤い小さい虫の正体は?
赤い小さい虫の正体はタカラダニでした。4月5月で大量発生し、梅雨が終わる7月頃に収束します。
生態はあまりわかっていないそうです。コンクリートに付着した苔や花粉、排水溝の有機物などを食べる事から、主にコンクリートやベランダに生息しています。
赤い小さい虫 タカラダニの人への影響は?
タカラダニは人を刺すという事はありません。しかし、タカラダニを潰すと出る赤い液体に長時間接触すると皮膚湿疹がでたという報告や、アレルギーを誘発する恐れがあるとの事で多少注意が必要です。
駆除方法2つ
駆除方法ですが、簡単に2つあります。
1つ目は、水で洗い流すです。
これが一番手っとり早いですね。タカラダニは水に弱いので水で流すだけで死んでしまいます。
2つ目は、市販の殺虫剤を散布するです。
どちらも簡単なのですぐに試す事ができますね!
再発防止策は?
「水で流す」や「殺虫剤を散布する」事は、どちらも一時しのぎにすぎません。再発予防の為にも、高圧洗浄機やブラシetcでコンクリートを洗いましょう。壁の亀裂や隙間に卵をうみつけるので、すべて洗いながし、苔などもそぎ落としましょう。そして、できれば、防水剤を塗るとさらに効果的です。
タカラダニの防水剤の有効性に関するデータが、東京都健康安全研究センターより出されています。→カベアナタカラダニ出現に対する床面防水材の抑制効果
ただ、防水剤までやるってなると面倒だな~と思ってしまいますよね。なので、3~4月の孵化する前の段階でコンクリートを高圧洗浄機やブラシで掃除しちゃうのが効果的です。
まとめ
4~5月頃からコンクリートに大量発生する赤い小さい虫の正体は、「タカラダニ」でした。刺す事はありませんのでひとまず安心です。しかし、潰してでてくる液体で皮膚湿疹が出る恐れがありますので注意ください。
発見したらとりあえずは、水で流す。また、再発防止の為に、3~4月に一度発生しやすいコンクリートやベランダをきれいに洗い流す事が大切です。